演題

OP-015-2

CLI治療における現状の課題と限界

[演者] 赤松 大二朗:1
[著者] 後藤 均:1, 橋本 宗敬:1, 清水 拓也:1, 土田 憲:1, 河村 圭一郎:1, 田島 悠太:1, 大内 憲明:1
1:東北大学移植・再建・内視鏡外科

背景 血行再建と創傷管理を当科では一貫して自科で行っている。最近の治療成績からCLI治療の問題点を考察する。方法 2007年4月以後に治療を行ったCLI 120肢を検討した。結果 潰瘍治癒率は血行再建30(日)後で27%であり以後、60(日):49%、90(日):62%、120(日):74%であった。HD、RutherfordⅥ、足関節以下ランオフ不良が治癒率と関連していた。救肢率は1(年):2(年):3(年)=87%、84%、84%であり、HDと下腿3分枝病変、足関節以下ランオフ不良が関連していた。一方、生存率は1(年):2(年):3(年)=74%:62%58%と不良であり、救肢治療の末に大切断となった症例と救肢し得た症例の生存率に差を認めなかった。結論 CLI治療においては院内のみならず地域との連携も重要である。生命予後改善のための患者管理法が求められるが、救肢治療においては血行再建の適応や方法(手術かEVTか)も含め患者の状態と壊疽の進展、そして動脈病変を考慮して柔軟に判断すべきである。
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