演題

OP-014-2

一次性下肢静脈瘤に対する大腿—膝部大伏在静脈逆流遮断術後の下腿伏在静脈逆流と術後再発

[演者] 小川 智弘:1
[著者] 星野 俊一:1
1:福島第一病院心臓血管病センター

目的:大腿膝部大伏在静脈逆流遮断+静脈瘤切除後の遺残静脈逆流が静脈瘤再発に及ぼす影響を検討した。対象および方法:大伏在静脈逆流を有する一次性下肢静脈瘤に対して大腿膝部の大伏在静脈抜去または血管内レーザー焼灼術+静脈瘤切除を施行し、術後1年以上経過観察できた122例142肢を対象とした。経過観察(平均1.7年)は術前、術後1か月,1年,その後1年おきに血管エコーにて行った。結果:術1か月後に伏在静脈逆流が残存を59肢(41.5%)、残存静脈瘤を30肢(21%)に認め、18肢に下肢静脈瘤硬化療法を施行した。残存静脈瘤肢の87%は伏在静脈逆流を認めた。術後遠隔期に伏在静脈逆流を新たに認めたものが25肢で、伏在静脈逆流が消失したものは14肢で、そのうち9肢は術後硬化療法を施行した。再発は26肢に、20肢は術後1か月に伏在静脈逆流を認め、6肢は新たに伏在静脈逆流を認めた。結語:下肢静脈瘤術後の残存静脈逆流が再発の大きな要因と考えられる。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版