演題

OP-014-1

一次性伏在型静脈瘤治療後再手術例の特徴と成績

[演者] 稲葉 雅史:1
[著者] 吉田 博希:1, 高松 昌史:1
1:JA北海道厚生連 札幌厚生病院 心臓血管外科

【目的】一次性伏在型静脈瘤(STV)に対する治療後、再手術例の特徴と成績を検討した。【対象と方法】2011年9月から2014年8月までの3年間に当科で施行したSTV手術症例は122例でその94%が大伏在静脈あるいは小伏在静脈本幹(SV)の高位結紮、切除術を主な術式とするものであり、このうち16例(13%)が再手術例である。内訳は男性4例、女性12例、平均年齢62.3歳であった。【結果】再手術症例のCEAP臨床分類はC2: 3例、C3: 7例、C4: 6例であった。再手術の要因と内容では不全穿通枝(PV)の存在 7例、遺残SV 3例、SV根部処理の不適 2例が主なもので、再手術までの期間は11か月から最長30年におよび要因の違いによる差は認めなかった。再手術でPV結紮術後2例で再結紮を要した。【結論】STVに対するSV治療後再手術の主因はPV不全およびSV本幹の分岐形態とPVの関与が推察される。STV治療の術前、術後長期におけるDuplex scanによる検索の重要性を強調したい。
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