演題

OP-013-5

一次性下肢静脈瘤に対して980 nmレーザーを用いたendovenous laser ablation (EVLA)の長期成績

[演者] 久良木 亮一:1
[著者] 田中 潔:1, 三井 信介:1
1:製鉄記念八幡病院血管外科

2011年6月から2013年8月までに大伏在静脈由来一次性下肢静脈瘤に対しEVLAを施行し、術後1年以上フォローアップした292例363肢を対象とした。男性50例61肢、女性242例302肢、CEAP分類C2:117肢、C3:160肢、C4:80肢、C5:1肢、C6:5肢。平均年齢65.9歳、平均GSV焼灼長33.9cm、焼灼熱量2464J、LEED 72.7J/cm。術後合併症は疼痛40.8%、皮下出血20.1%を認めたが、術後3ヶ月には全例消失した。疼痛、皮下出血を認めた症例では有意にLEEDが低かった(p<0.05)。EHITは14.9%に認めたが、手術1年後に初めて指摘された1例(class2)を除き、経過観察のみで軽快した。EHIT群で有意にLEEDが高かった(p<0.001)。再疎通は3.9%に認めた。手術1年経過時点で閉塞率97.0%、症状改善率99.4%。追加治療は不全穿通枝結紮1肢、瘤切除2肢。術後フォローアップは再疎通の可能性を考慮し1年経過時点までは必要と考えられ、以後は症状の再燃を目安に再来するよう指導するのが望ましい。
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