演題

OP-012-3

腹腔鏡下噴門側胃切除におけるDouble tract再建

[演者] 柄田 智也:1
[著者] 加治 正英:2, 木下 淳:1, 東 勇気:2, 寺井 志郎:2, 尾山 勝信:1, 伏田 幸夫:1, 藤村 隆:1, 清水 康一:2, 太田 哲生:1
1:金沢大学消化器・乳腺・移植再生外科, 2:富山県立中央病院外科

腹腔鏡下噴門側胃切除術(LPG)の再建法に関して, 我々が経験したDouble tract 再建の短期治療成績について報告する. Double tract 再建を行った胃癌22 例(M:F=16:6,年齢中央値67 歳)を対象とし, 手術因子, 術後因子, 術後栄養状態について検討した. 手術時間中央値は212.5 分, 出血量中央値は37.5ml, 術後在院日数中央値 は13日であった. 飲水開始は術後4病日、排便確認は術後4病日、半年後体重減少は8kg、制酸薬内服は16例(73%)であった.再入院は5例(23%), 合併症としてGrade2の縫合不全を1例、Grade2の膵液漏を1例, 内ヘルニアによる再手術症例(Grade3b)を1例に認めた. LPGにおけるDouble tract 再建は安全に施行し得る術式と考えるが, 非生理的経路による再建は、胃全摘同様体重減少や高い再入院率をもたらす可能性がある. 今後の更なる栄養状態の長期的評価が必要である.
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