演題

OP-012-1

早期胃癌に対する経口アンビルを用いた腹腔鏡補助下噴門側胃切除術(LAPG)の短期治療成績

[演者] 竹下 宏樹:1
[著者] 桜本 信一:1, 鷲尾 真理愛:1, 森田 洋平:1, 椙田 浩文:1, 阿南 勝宏:1, 岡 伸一:1, 佐藤 弘:1, 山口 茂樹:1, 小山 勇:1
1:埼玉医科大学国際医療センター消化器外科

当院で施行している腹腔鏡補助下噴門側胃切除術(LAPG)の有用性を検討するため,腹腔鏡補助下胃全摘術(LATG)との短期成績の比較を行った.(結果)対象は2013年以降に,腹腔鏡補助下手術を施行した胃上部のcStageⅠA胃癌40例(LAPG17例(PG群),LATG23例(TG群)).平均手術時間はPG群286分で,TG群352分よりも有意に短かった.平均出血量・リンパ節郭清個数は有意差を認めず,術後在院日数中央値は両群10日であった.合併症はPG群で縫合不全と胆嚢炎を1例ずつ,TG群で腹腔内膿瘍と縫合不全を1例ずつ認めた.術後の上部消化管内視鏡検査では,各群1例で吻合部狭窄をみとめおり.逆流性食道炎はPG群のみ2例でみられたが,PPIにて逆流症状は改善されていた.術後1年の採血にて,Alb値・リンパ球数に有意差を認めなかったが,Hbの平均値はTG群11.8で,PG群13.0より有意に低かった.(結語)LAPGは逆流性食道炎の発症に対し留意が必要であるが,手術時間の短縮や術後早期の貧血の予防に有用である.
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