演題

OP-011-6

腹腔鏡下噴門側胃切除後の観音開き再建法—鏡視下縫合を定型化するためのポイント—

[演者] 布部 創也:1
[著者] 本多 通孝:1, 神谷 諭:1, 比企 直樹:1, 大橋 学:1, 峯 真司:1, 西田 康二郎:1, 渡邊 雅之:1, 秋吉 高志:1, 小西 毅:1, 藤本 佳也:1, 長山 聡:1, 福長 洋介:1, 高橋 祐:1, 有田 淳一:1, 石沢 武彰:1, 井上 陽介:1, 斎浦 明夫:1, 佐野 武:1, 山口 俊晴:1
1:がん研有明病院消化器センター外科

背景: 2009年より体上部の早期胃癌に対してLAPG観音開き法再建を導入している。鏡視下吻合を用いた本術式の手技を供覧する。適応:U領域の胃癌T1N0で3分の2以上の残胃温存可能症例。噴門部の粘膜下腫瘍で局所切除が困難と判断された症例。手技:腹腔内で胃を切離後、臍部の創より残胃を引き出しフラップを前壁に作成。食道-胃吻合はフラップの下端にて後壁連続吻合、前壁結節吻合(2層吻合)で行う。フラップにて吻合部を被覆し再建終了。結果: 42例に本術式を施行(男性:28例、女性:14例、平均年齢:64歳)。平均手術時間は372分、平均出血量は98ml。縫合不全はなく、全例食事摂取も良好で逆流症状も認めていない。考察:本法は手縫いで吻合することによる吻合部の柔軟性とフラップによる食道下端の埋め込みにより前後方向に押しつぶされることで逆流を強力に防止する。狭窄しないための吻合のポイントは十分な吻合径と前壁吻合での口径差の調整である。
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