演題

OP-010-8

腹腔鏡下胃空腸吻合術28症例の検討

[演者] 村上 克宏:1
[著者] 岡部 寛:1, 角田 茂:1, 田中 英治:1, 久森 重夫:1, 水本 素子:1, 坂井 義治:1
1:京都大学消化管外科

【背景】腹腔鏡下胃空腸吻合術の手術成績に関する報告は少ない。【目的】当科における腹腔鏡下胃空腸吻合術の短期成績について検討した。【方法】2008年8月から2014年2月までに、悪性腫瘍による通過障害をきたし腹腔鏡下胃空腸吻合術を施行した28例を対象。術式は4ポートで行い、空腸を結腸前経路で挙上し順蠕動で側側吻合している。【結果】男女比20:8、年齢中央値68歳、疾患は胃癌26例、十二指腸癌2例。平均手術時間113.6時間、平均出血量3.5ml、GradeⅢa合併症を1例認めたが手術関連死亡や在院死はなかった。1例は視野が確保できず開腹へ移行した。全例で経口摂取開始できた(中央値4日)。術後に22例は化学療法を施行でき、うち7例はNAC後に根治術を施行できた。【まとめ】腹腔鏡下胃空腸吻合術は安全に施行することができ、経口摂取可能にすることで化学療法を行い根治術をし得た症例もあった。今後は長期成績や適応などについて検討していく必要がある。
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