演題

OP-010-6

高齢者に対する腹腔鏡下幽門側胃切除術におけるBillroth II法再建

[演者] 河野 博:1
[著者] 與田 幸恵:1, 池田 貯:1, 古賀 靖大:1, 野村 明成:1, 上田 純二:1, 能城 浩和:1
1:佐賀大学一般・消化器外科

[緒言]腹腔鏡下幽門側胃切除術(LDG)の再建では残胃が小さい場合などではRoux en Y(RY)法やBillroth II(B-II)法が選択される.当科では手術侵襲の軽減・合併症発生率の低下を目的に高齢者や高リスク症例を対象にB-II法再建を行っている.[目的]B-II群とRY群を比較して短期成績を検討した.[対象]2009年4月-2014年3月に胃癌に対して当科でLDGを施行した65歳以上のB-IIおよびRY症例. [結果]B-II:50例,RY:70例.B-II群で手術時間がRY群に比べて短かった(p<0.0001).合併症の発生率に差はなかったが(p=0.4664),術後在院日数はB-II群で短かった(p=0.0099).術後1年の体重変化/アルブミン値変化は有意差を認めなかった(各々p=0.3557, 0.3284).[考察]B-II法再建では手術時間が短く術後在院日数も短縮していた.術後1年の栄養状態も差を認めなかった. [結語]LDGにおけるB-II法再建は高齢・高リスク症例での再建法の選択肢の一つとなりうる.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版