演題

OP-009-8

当科における食道胃接合部腺癌の臨床病理学的検討

[演者] 高橋 周作:1
[著者] 松本 哲:1, 久慈 麻里子:1, 谷岡 利朗:1, 植木 伸也:1, 田原 宗徳:1, 山上 英樹:1, 秦 庸壮:1, 田中 浩一:1, 益子 博幸:1, 石津 寛之:1, 高橋 弘昌:1, 高橋 昌宏:1
1:JA北海道厚生連札幌厚生病院外科

【はじめに】食道胃接合部腺癌(西の分類)手術例である91症例を臨床病理学的に検討。【結果】[5年生存率]対象例は接合部以外の胃癌症例に比し予後不良(46.8%vs81.1%)で特にStageIIIで不良( p<0.01)。[リンパ節転移率/郭清効果index]噴門小弯リンパ節:62.6%/11.1、胃大弯リンパ節:8.7%/1.1(4d:6.6%/0.0)、胃幽門リンパ節:2.1%/0.0、腹腔動脈周囲リンパ節:23.1%/4.4、脾動脈幹リンパ節:17.5%/4.2、脾門部リンパ節:2.1%/0.0、大動脈周囲リンパ節 4.3%/0.5、食道裂孔部リンパ節:4.3%/0.0、下縦隔リンパ節:7.6%/1.1(転移7例中6例はEG例でGE1例はstageIV)。[再発様式]接合部以外の胃癌例に比し肝/リンパ節再発が多く、腹膜再発は低率(p<0.01)。【結語】接合部腺癌に対し予防的郭清での胃全摘+脾摘は不要で、GE(G)症例の下縦隔リンパ節郭清も効果が低いと考えられた。治療成績の更なる向上にstageIIIや肝再発に対する術前・術後治療の導入が必要と思われた。
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