演題

OP-009-5

AFP産生胃癌症例の臨床病理学的検討

[演者] 久慈 麻里子:1
[著者] 髙橋 周作:1, 松本 哲:1, 谷岡 利朗:1, 植木 伸也:1, 田原 宗徳:1, 山上 英樹:1, 秦 庸壮:1, 益子 博幸:1, 石津 寛之:1, 高橋 昌宏:1
1:JA北海道厚生連札幌厚生病院外科

緒言:1999年から2013年に当科で手術したAFP産生胃癌症例23例の臨床病理学的特徴を通常型胃癌症例1962例(以下C群)と比較検討した。結果:男性16例女性7例、平均年齢67.1±8.0歳。病理学的所見:深達度はMP以深が86.9%(C群46.2%、p<0.001)、リンパ節転移は18例78.2%(C群37.9%、p<0.001)。CY1は1例4.3%(C群6.2%,p=0.4871)、腹膜転移は2例8.6% (C群6.6%、p=0.6920)だったが、肝転移は5例21.7%でC群1.8%より有意に多く(p<0.001)、病期はI:3例、II:9例、III:6例、IV:6例(p<0.001)だった。予後:再発転移は6例(肝6例、リンパ節2例、腹膜1例 重複あり)、5年全生存率は全体で51.9%(C群78.9%、p<0.001)、病期別ではI:50%(C群86.3%、P=0.2028)、II:75%(C群80.5%、p=0.5981)、III:66.6%(C群64.3%、p=0.9466)、IV:0%(C群38.8%、p<0.001)だった。結語:AFP産生胃癌は通常型胃癌より肝転移率が高く、同時性転移症例の予後は不良であった。
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