演題

OP-009-3

多変量解析を用いた早期胃癌ESD後追加外科切除症例におけるリンパ節転移予測因子 SM2 以深および高度リンパ管侵襲 (ly2/ly3) の同定

[演者] 石井 智:1
[著者] 山下 継史:1, 三重野 浩朗:1, 森谷 宏光:1, 細田 桂:1, 片田 夏也:1, 菊池 史郎:1, 小泉 和三郎:2, 渡邊 昌彦:1
1:北里大学病院外科, 2:北里大学病院 消化器内科

(目的)追加外科切除が必要と判断された早期胃癌患者におけるリンパ節転移のリスク因子を同定することである.(患者と方法)当教室において1997年3月から2013年3月までの間にESD後追加外科切除を行った早期胃癌患者119例を対象とした.臨床病理学的因子とリンパ節転移に関して,単変量および多変量解析を行った.(結果) (1)リンパ節転移は13例(10.9%)に認めた.(2)単変量解析では,垂直断端陽性,リンパ管侵襲,深達度で有意差を認めた. (3)単変量解析の3因子について多変量解析を行った結果, 深達度,リンパ管侵襲が同定された.(4)これらを組み合わせて4個のサブグループに分類すると深達度陽性/リンパ管陽性例では特にリンパ節転移が高く,深達度陽性/リンパ管陽性,深達度陽性/リンパ管陰性例に有意差を認めた.(結語)ESD後の追加切除を必要とするcT1胃癌のリンパ節転移のリスク因子として深達度(SM2以深)とリンパ管侵襲(ly2以上)を同定した.
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