演題

OP-009-2

胃癌所属リンパ節への炎症細胞の浸潤とその相関

[演者] 徳本 真央:1
[著者] 田中 浩明:1, 崎村 千恵:1, 田内 幸枝:1, 渋谷 雅常:1, 櫻井 克宣:1, 山添 定明:1, 永原 央:1, 木村 健二郎:1, 豊川 貴弘:1, 天野 良亮:1, 久保 尚士:1, 六車 一哉:1, 大谷 博:1, 八代 正和:1, 前田 清:1, 大平 雅一:1, 平川 弘聖:1
1:大阪市立大学腫瘍外科

【背景】腫瘍周囲への炎症細胞の浸潤が癌進展や予後に関与するという報告はあるが、所属リンパ節における報告は少ない。また、我々は所属リンパ節内では転移形成前からリンパ管新生がみられることを報告してきた。【目的】胃癌所属リンパ節内への炎症細胞浸潤やケモカイン発現による炎症性微小環境の癌進展への関与を明らかにする。【対象と方法】胃癌52症例のリンパ節パラフィン包埋切片を免疫組織染色し、浸潤好中球数と臨床病理学的因子や予後との関連を検討した。リンパ節よりmRNAを抽出し、ケモカインの発現を定量的RT PCRにて検討した。【結果】好中球数は微小転移リンパ節で増加し、リンパ管新生やリンパ節内mφ数と正の相関を認めた。好中球浸潤の多いグループは予後不良であった。転移リンパ節内でIL-8とMMP2のmRNAが増加していた。【結語】以上よりリンパ節内の炎症性微小環境の形成が癌進展に関与する可能性が示唆された。
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