演題

OP-009-1

胃癌リンパ節転移診断における術中迅速RT-PCR診断と術中迅速HE診断の比較

[演者] 柳田 茂寛:1
[著者] 上之園 芳一:1, 有上 貴明:1, 大久保 啓史:1, 貴島 孝:1, 西園 由香:1, 小園 勉:1, 原口 尚士:1, 萩原 貴彦:1, 松下 大輔:1, 平原 徹志:1, 石神 純也:1, 夏越 祥次:1
1:鹿児島大学消化器・乳腺甲状腺外科

【背景】早期胃癌の術前リンパ節転移検出感度には限界があり,10%未満である. 効率的な術中診断手技としてSentinel Node(SN)理論が検討されている.【目的】術中迅速RT-PCRと迅速HE診断でのSN転移診断精度比較.【対象】検討1;標準手術を施行したcT1-2N0 108例.検討2;SN術中HE診断を施行した腫瘍長径4cm以下,cT1N0 75症例.【方法】検討1;最終病理診断を基にRT-PCRの転移検出精度を検討.検討2;RI法によりSNを検索.SN転移診断をRT-PCR(marker;CK19,CEA)と迅速HE診断で施行.【結果】検討1; 12症例でpN+,RT-PCRは11症例で転移検出.分化型癌(n=6)全例で,未分化型癌(n=6)では5例で転移検出.RT-PCR転移検出感度は92%.検討2; 72症例でSN検出(SN同定率:96%).最終病理診断で4症例(5.6%)がpN+(sn)と診断.RT-PCRおよび迅速HE診断はpN+(sn) であった4例をそれぞれ4例,2例で正診.転移検出感度はそれぞれ100%および50%.【結語】RT-PCRは迅速HE診断と比較してSN転移診断精度は高い.
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