演題

OP-008-8

胃癌術後補助化学療法の開始時期が生存転帰に与える影響

[演者] 川村 泰一:1
[著者] 三木 友一朗:1, 幕内 梨恵:1, 徳永 正則:1, 谷澤 豊:1, 坂東 悦郎:1, 絹笠 祐介:2, 上坂 克彦:2, 寺島 雅典:1
1:静岡県立静岡がんセンター胃外科, 2:静岡県立静岡がんセンター消化器外科

【目的】術後補助化療開始時期が術後8週以内開始群と8週以降開始群の転帰を比較し、化療開始時期遅延症例の治療成績について検討する。【対象】2006.11月~2011.10月の間に、胃癌に対しR0手術が行われた299例(StageII:136例、III:163例)。【方法】8週以内開始群242例、8週以降開始群57例の背景因子、補助化療施行状況、RFS、OSについて比較する。【結果】1)背景因子は、8週以降開始群は8週以内開始群と比較し手術リスクスコア(RPS)が高く(P<0.05)、術後合併症が多かった(P<0.01)。2)補助化療の基準量で開始した割合(P=0.27)、完遂率(P=0.59)は両群間で差はなかった。3)進行度別生存転帰は、StageIIでRFS(P=0.20)、OS(P=0.06)、StageIIIでRFS(P=0.93)、OS(P=0.84)、と差はなかった。【結語】補助化療開始が術後8週以上遅れても、全身状態の回復を待って施行することで8週以内開始例と同等の治療成績が得られると考えられた。
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