演題

OP-008-5

分割DOC+CDDP+S-1(DCS)療法による漿膜浸潤陽性胃癌に対する術前補助化学療法の検討

[演者] 小野寺 真一:1
[著者] 佐々木 欣郎:1, 里村 仁志:1, 大塚 吉郎:1, 中島 政信:1, 山口 悟:1, 加藤 広行:1
1:獨協医科大学第一外科

当院では平成23年4月以降 c-StageIV を除くc-T4 胃癌症例に対し術前補助化学療法として分割DCS療法を行っている。治療方法はS-1 80mg/m2/dayを2週内服後2週休薬、DOC 35mg/m2 と CDDP 35mg/m2 を day1,15に投与し、手術は治療終了後2週間以内に施行した。平成26年8月までに上記治療を施行した症例は20例で、男性14例、女性6例、平均年齢62.5歳だった。化学療法中の Grade3以上の有害事象として好中球減少が最も頻度が高く、10例(50%)であった。。手術は胃全摘術を17例、幽門側胃切除術を3例に行い、9例で脾臓を合併切除したが、術後合併症の発現を25%に認めた。組織学的治療効果判定ではGrade 3、組織学的CRが2例、 Grade 2が7例、 Grade 1bが7例、 Grade 1aが4例であった。DCS療法は高頻度に Grade3以上の血液毒性を生ずるが、Grade1b以上の組織学的奏効率は80%と良好で、NACとして有望な治療の1つと考えられる。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版