演題

OP-008-3

切除不能胃癌に対するconversion therapy症例の検討

[演者] 赤坂 治枝:1
[著者] 和嶋 直紀:1, 木村 昭利:1, 桜庭 伸悟:1, 久保 寛仁:1, 室谷 隆裕:1, 岡野 健介:1, 二階 春香:1, 袴田 健一:1
1:弘前大学消化器外科

目的:切除不能胃癌に対するconversion therapyの成績を検討し外科治療の適切な介入方法を考察する.対象:2004年5月~2014年1月に切除不能胃癌に対して化学療法を施行後,治癒切除可能と判断し手術を施行した19例.結果:平均年齢69歳.切除不能理由は肝転移/3群リンパ節転移/ 膵浸潤/ 腹膜播種/ 肺転移/ 副腎転移/ 肝門部リンパ節高度腫大/ 大動脈浸潤:4/ 9/ 6/ 1/ 1/ 1/ 1/ 1 例.化学療法施行回数は平均4コース(2~11コース).腫瘍遺残はR0/R1/R2:14/ 4/ 1例.組織学的効果判定はGrade3/ 2/ 1b/ 1a:2/ 8 / 8/ 1例.生存期間中央値は818日,5年生存4例,再発9例(死亡8例).化学療法施行回数別の検討で,3コース以上施行された群が,2コース施行群より予後良好な傾向にあった。考察:化学療法が奏功し,手術へconversionする症例でも,術後の病勢コントロールをより良好とするために,術前の化学療法を過不足なく行うことが予後改善に繋がる可能性がある.
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