演題

OP-007-7

腹膜播種を伴う胃癌に対する集学的治療の有用性について

[演者] 藤原 義之:1
[著者] 大森 健:1, 本告 正明:1, 杉村 啓二郎:1, 大植 雅之:1, 能浦 真吾:1, 高橋 秀典:1, 小林 省吾:1, 後藤 邦仁:1, 秋田 裕史:1, 三吉 範克:1, 左近 賢人:1, 矢野 雅彦:1
1:大阪府立成人病センター消化器外科

腹膜播種を伴う初発進行胃癌に対し、化学療法単独治療方針群と周術期化学療法+外科切除(集学的治療方針群)の治療成績を比較。2011年は、全身化学療法単独で治療、2012年以降は周術期化学療法+奏功例に外科手術の治療成績を比較。2011年の9例に対し化学療法単独治療を施行した。S-1+CDDP4例、XP-Her 2例、XP 2例、SOX 1例。平均生存期間(MST)は、17か月。2012年及び2013年は化学療法+手術の治療方針、1年以上経過症例は24例。S-1+CDDP 10例、S-1+PTX iv ip 14例。MSTは、21か月であった。奏効例に対し手術を施行した症例は12例(50%)、手術非施行例12例と比較し有意に予後が良好(p=0.038)。腹膜播種病変が消失(P0CY0)症例7例は、全例生存中。治療法別の手術率、生存期間には有意差なし。腹膜播種性進行胃癌に対し、導入化学療法を行い腹膜播種がコントロール可能な場合に胃切除を施行する集学的治療戦略は有効である。
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