演題

OP-007-5

同時性腹膜転移あるいは細胞診陽性胃癌症例に対する治療戦略

[演者] 齊藤 博昭:1
[著者] 宮谷 幸造:1, 高屋 誠吾:1, 黒田 博彦:1, 松永 知之:1, 福本 陽二:1, 尾崎 知博:1, 池口 正英:1
1:鳥取大学病態制御外科

【はじめに】化学療法の進歩により手術と強力な抗癌剤の組み合わせにより腹膜転移や細胞診陽性胃癌の予後が改善される可能性がある。【対象】細胞診あるいは同時性腹膜転移陽性胃癌症例を対象に、予後改善の可能性があるサブグループを同定することを目的に解析を行った。【結果】1.P0Cy1, P1, P2, P3症例の5生率はそれぞれ15.3%, 14.8%, 0%, 0%であった。2.P0Cy1症例でR1手術が施行された症例の5生率は24.5%で、R2手術の0%と比較して有意に予後良好であった。3.多変量解析ではP1症例の独立した予後因子は肉眼型と根治度であった。これをもとにP1症例の予後を解析すると、根治手術が施行された4型以外の症例の5生率は40%であり根治手術が施行された4型(10%)および根治手術が施行されなかった症例(0%)と比較して有意に予後良好であった。【結語】P0Cy1およびP1症例は肉眼的治癒切除が可能であれば強力な化学療法と手術の施行により予後改善の可能性がある。
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