演題

OP-007-3

腹膜播種陽性または腹腔洗浄細胞診陽性胃癌に対する集学的治療

[演者] 石神 浩徳:1
[著者] 北山 丈二:2, 山口 博紀:2, 渡邉 聡明:2
1:東京大学外来化学療法部, 2:東京大学腫瘍外科

腹腔内投与併用化学療法および奏効例に対する胃切除の成績を報告する。【対象】P1またはCY1胃癌症例。【方法】審査腹腔鏡によりP1またはCY1を確認し、腹腔内投与併用化学療法を施行した。肉眼的根治が望める状態にまで奏効した症例を手術適応と判断した。【結果】100例に化学療法、うち64例に手術を施行した。手術症例の背景は年齢57 (28-86) 歳、規約第12版類P0CY1/P1/P2/P3 8/3/18/35例であった。術式は胃全摘/幽門側胃切除 58/6例、合併切除臓器は脾/膵/結腸/小腸/付属器 19/3/13/2/8例であった。腫瘍遺残R0が45例(70%)で達成され、組織学的奏効grade1b以上が29例(45%)で確認された。切除例の無再発・無増悪生存期間中央値は17.0ヵ月、生存期間中央値(MST)は30.4ヵ月であった。切除に至らなかった36例のMSTは13.0ヵ月であった。【結論】P1またはCY1胃癌に対して、腹腔内投与併用化学療法と胃切除による集学的治療は安全かつ有効であることが示唆された。
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