演題

OP-007-1

CY1P0胃癌に対する治療戦略—術前化学療法症例と手術先行症例の比較検討—

[演者] 松山 純子:1
[著者] 山本 学:1, 上江洌 一平:1, 河野 浩幸:1, 金城 直:1, 山口 将平:1, 辻田 英司:1, 江頭 明典:1, 南 一仁:1, 池田 泰治:1, 森田 勝:1, 藤 也寸志:1, 岡村 健:1
1:国立病院九州がんセンター消化器外科

【目的】StageIV胃癌であってもCY1P0症例は、まれに長期予後を認めることがある。しかし、CY1P0胃癌に対して術前化学療法または手術先行後の化学療法のどちらを選択するかは、いまだ明確な治療法は確立されていない。今回、これらの治療法の予後を比較検討した。【対象と方法】過去16年間の当院での胃癌手術1750例中CY1P0 25例を対象とし、術前化学療法8例:A群、手術先行後化学療法12例:B群、化学療法5例:C群の3群に分け、retrospective に予後を検討した。さらに、A群を術前化学療法後CY0になった症例とCY1のままの症例に分け、それぞれの予後を検討した。【結果】3群間ではTN因子による患者背景に差がなく、生存期間にも有意な差は認めなかった。A群のうち、CY0になった症例では有意に生存期間が延長した (p<0.02)。【結語】術前化学療法群と手術先行群では予後に差を認めなかったが、術前化学療法でCY0になる症例は長期生存を見込める可能性が示唆された。
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