演題

OP-006-4

当科における直腸癌側方リンパ節転移陽性症例の検討

[演者] 原 聖佳:1
[著者] 山口 茂樹:1, 桑原 隆一:1, 高瀬 健一郎:1, 近藤 宏佳:1, 鈴木 麻未:1, 田代 浄:1, 石井 利昌:1
1:埼玉医科大学国際医療センター消化器外科

【目的・方法】当科での直腸癌側方リンパ節郭清施行症例における側方リンパ節転移陽性症例の検討を行った。2007年4月~14年6月に施行した94例を対象とし、転移陽性群35例、陰性群59例に群分けした。【結果】各群(陽/陰性群)のCEA値は陽性群で高かった。側方リンパ節郭清は転移側のみの治療的郭清が77.1 /33.9 %(P<0.001)と陽性群で多かった。病理学的因子は、非高分化型腺癌が陽性群で有意に多かった。術後補助化学療法は陽性群で施行率が高かった。再発率は38.5 /22.0 % (P=0.03)と陽性群で高く、局所再発が20.5 /5.1 %(P=0.02)、遠隔転移が15.4 /13.5 % (P=0.64)と陽性群で局所再発が多かった。また転移陽性症例の開腹手術(n=27)と腹腔鏡手術(n=8)の局所再発は51.9 /12.5 %(P=0.02)であった。【結語】側方リンパ節転移陽性症例は再発率が高く、特に局所再発が多かった。また腹腔鏡下の治療的郭清は今のところ局所再発率が少なく、有用な可能性が考えらえた。
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