演題

OP-006-2

側方リンパ節転移陽性のリスク因子ならびに側方リンパ節郭清における腹腔鏡手術の有用性の検討

[演者] 永吉 絹子:1
[著者] 植木 隆:1, 森山 大樹:1, 梁井 公輔:1, 真鍋 達也:1, 田中 雅夫:1
1:九州大学臨床・腫瘍外科

目的)側方転移のリスク因子を明らかにし、側方郭清における腹腔鏡手術の有用性を示す。方法)2001年以降当科で側方郭清を施行した直腸癌90症例を対象に、側方転移の有無で臨床病理学的因子を比較しリスク因子を検討した。更に腹腔鏡下(Lap)例と開腹下(Op)例に分け短期手術成績の検討を行った。結果)側方転移陽性は14例(15.6%)であった。多変量解析では腸間膜内リンパ節転移陽性(OR;6.78, P<0.01)が側方転移陽性の独立リスク因子であった。側方転移陽性例は陰性例と比べ骨盤内再発率が有意に高く、3年OS、3年RFSは有意に不良であった。Lap例はOp例と比べ手術時間が有意に長かったが、出血量は少なく、術後在院期間は有意に短かった。Lap例はOp例と比べ側方リンパ節郭清個数が有意に多く再発が少ない傾向にあった。結論)腸間膜内リンパ節転移陽性は側方転移陽性の独立リスク因子であった。腹腔鏡手術は安全で確実な側方郭清に有用である可能性が示唆された。
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