演題

OP-005-8

直腸癌術後難治性瘻孔に対する皮弁充填術の治療成績

[演者] 池田 公治:1
[著者] 西澤 祐吏:1, 桜庭 実:2, 小林 昭広:1, 伊藤 雅昭:1, 齊藤 典男:1
1:国立がん研究センター東病院大腸外科, 2:国立がん研究センター東病院形成外科

【目的】直腸癌術後難治性瘻孔に対する皮弁充填術の治療成績を検討した.【対象と方法】2001年1月から2014年2月までに施行した皮弁充填術15例(直腸膣瘻:11例、直腸尿道瘻:3例、直腸膀胱瘻:1例)を対象とした。【結果】男女比4:11、平均年齢59.1歳。初回手術はLow anterior resection:5例、very Low anterior resection:5例、Coloanal anastomosis:2例、Intersphincteric resection:3例。原因は吻合部不全:13例、術中損傷、損傷部縫合不全:2例であった。皮弁充填術の手術時間中央値は170分、出血量中央値は143ml。再建術式は臀溝皮弁:9例、薄筋弁:3例、局所皮弁:2例、腹直筋弁:1例。観察期間中央値は1958日であり、経過観察中に4例の再発瘻孔を認めた。再発症例の2例が糖尿病を合併、1例が術前に放射線化学療法を行った症例であった。【結語】直腸癌術後難治性瘻孔に対する治療として、皮弁充填術は有効な治療法であるが、慎重な適応の考慮が必要である。
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