演題

OP-005-6

腹腔鏡下腹会陰式直腸切断術後の骨盤腔ドレーンは周術期感染症予防に必要か?

[演者] 瀧藤 克也:1
[著者] 堀田 司:1, 横山 省三:1, 松田 健司:1, 家田 淳司:1, 渡邉 高士:1, 三谷 泰之:1, 中森 幹人:1, 上野 昌樹:1, 尾島 敏康:1, 岡田 健一:1, 山上 裕機:1
1:和歌山県立医科大学第二外科

Lap-Milesで骨盤腔を含めたSSIを予防、治療するために右側腹部から骨盤底に挿入している8mm径のシリコン製ドレーンの有用性を他臓器合併切除を要さなかった12例で検討した。12例中6例にドレーンを挿入(D群)、他の6例は手術時に全くドレーンを挿入しなかった(N群)。年齢、BMI、手術時間、出血量、側方郭清施行症例、郭清リンパ節個数、術前放射線化学療法、喫煙歴は両群間で差はなかった。糖尿病併存はD群に2名のみで術前コントロールは良好であった。術後平均在院日数はD群で11.1日、N群で10.5日と全く差はなかった。術後37℃以上の有熱期間はD群が3.5±1.0日、N群が2.5±0.5日とN群で短く、術後4日目のCRP値はD群が8.4±3.2mg/dl、N群が6.8±3.1mg/dlとN群で上昇が少ない傾向を示した。術後合併症は、創傷治癒遅延(滲出液漏出)をD群2例、N群1例認めた。術後6ヵ月時のCTによる仙骨前面の瘢痕様組織厚はD群15.9±9.2mm、N群12.1±5.8mmと差はなかった。
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