演題

OP-005-5

骨盤拡大手術における骨盤死腔充填の検討

[演者] 原口 直紹:1
[著者] 池田 正孝:1, 前田 栄:1, 山本 和義:1, 三宅 正和:1, 濱 直樹:1, 西川 和宏:1, 宮崎 道彦:1, 宮本 敦史:1, 大宮 英泰:1, 平尾 素宏:1, 高見 康二:1, 中森 正二:1, 関本 貢嗣:1
1:国立病院大阪医療センター外科

はじめに:拡大骨盤手術では骨盤死腔の充填・再建が重要であるが、その適応や骨盤死腔炎の防止効率は不明確である。対象と方法: 27例での骨盤死腔炎発生、充填法、術式(開腹・腹腔鏡)との関連を検討した。結果:17例で骨盤充填・再建を行った。27例中の骨盤死腔炎発生率は26%であり、充填・再建群の35%、非充填・再建群の10%で認めた。充填・再建群の82%は再発症例であり、非充填・再建群は全て初発例であった。71%の再発手術で骨を合併切除しており、充填・再建群の骨盤死腔炎合併症例が全て含まれていた。充填・再建方式と骨盤死腔炎に明らかな相関は認めなかった。腹腔鏡手術では骨盤死腔炎を認めなかった。SSIは41%で認めた(開腹手術30%、腹腔鏡下手術11%)。平均出血量は腹腔鏡が949ml、開腹が5509mlであった。まとめ:開腹下の骨合併切除を伴う症例では充填・再建後も骨盤死腔炎を高率に認めた。腹腔鏡手術では出血量、骨盤死腔炎、創感染が少なかった。
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