演題

OP-005-3

有茎大網充填法は骨盤内臓全摘術後の骨盤内感染を抑制する

[演者] 宮本 裕士:1
[著者] 坂本 快郎:1, 大内 繭子:1, 徳永 竜馬:1, 藏重 淳二:1, 辛島 龍一:1, 日吉 幸晴:1, 馬場 祥史:1, 岩上 志郎:1, 吉田 直矢:1, 馬場 秀夫:1
1:熊本大学消化器外科

【背景】骨盤内スペースへの有茎大網充填が骨盤内臓全摘術後の骨盤内死腔炎の発生を抑制できるか検討した。【方法】2005年から2013年までの期間に当科にて骨盤内臓全摘術を行った27例を対象とした。有茎大網充填法併用の有無での骨盤内死腔炎の発生状況・術後在院日数をレトロスペクティブに検証した。【結果】有茎大網充填は10例(37%)に併施された。有茎大網充填施行の有無で出血量、手術時間、術後全合併症発生率に差は認めなかった。有茎大網充填を行った症例では骨盤内死腔炎の発生はなく(0%)、行わなかった症例では41%に骨盤内死腔炎が発生していた (=0.018)。術後在院日数中央値は有茎大網充填を行った症例が35日で、行わなかった症例(40日)と比較して有意差はなかったものの、短い傾向にあった。【結語】有茎大網充填法は骨盤内臓全摘術後の骨盤内死腔炎の発生を抑制していることが示唆された。
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