演題

OP-005-2

骨盤内臓全摘後の骨盤死腔炎の予防について「有茎大網充填の有用性」

[演者] 伊藤 誉:1
[著者] 堀江 久永:1, 佐田友 藍:1, 直井 大志:1, 清水 徹一郎:1, 田原 真紀子:1, 森 和亮:1, 巷野 佳彦:1, 田中 宏幸:1, 森本 光昭:1, 井上 賢之:1, 宮倉 安幸:1, 佐田 尚宏:1, 安田 是和:1
1:自治医科大学消化器一般外科

【目的】当科における骨盤内臓全摘術の手術手技を再検証し、有茎大網充填の術後合併症軽減に対する効果を検討した。【対象】1988年4月から2014年9月までに進行、再発大腸癌に対して骨盤内臓全摘術を施行した19例を対象とした。年齢は37から75歳(中央値59歳)、男性17例、女性2例であった。症例の内訳はS状結腸癌3例、S状結腸癌局所再発2例、直腸癌13例、直腸癌局所再発1例であった。【結果】Clavien-dindo分類Ⅲa以上の術後合併症は8例(腸閉塞4例(再手術2例)、骨盤死腔炎3例、尿路感染症1例)であった。骨盤死腔炎に対しては2例にCTガイド下ドレナージ、1例に経肛門ドレナージが行われた。骨盤死腔炎を合併した症例はいずれも大網充填が行われていない症例であった。【考察】今回の検討で骨盤内蔵全摘術後の合併症の中で最も留意すべ骨盤死腔炎に対して有茎大網充填は有用であり、標準化されるべきと考えた。
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