演題

OP-004-7

直腸癌術後縫合不全発生時の対処法

[演者] 大平 学:1
[著者] 宮内 英聡:1, 鈴木 一史:1, 西森 孝典:1, 当間 雄之:1, 成島 一夫:1, 武藤 頼彦:1, 河野 世章:1, 郡司 久:1, 青柳 智義:1, 太田 拓実:1, 花岡 俊晴:1, 石井 清香:1, 磯崎 哲朗:1, 蔵田 能裕:1, 松原 久裕:1
1:千葉大学先端応用外科

【背景と目的】直腸癌術後の縫合不全は致命的となりうる合併症である。当科での対処法とその治療成績を報告する。【縫合不全時対処法】汎発性腹膜炎、腸管壊死時は緊急手術。ドレナージ良好時はドレーン持続吸引。不良時は透視下にドレーン交換。ドレーン誘導不能時は肛門、縫合不全部を介しチューブを膿瘍腔に挿入、または直腸内に留置。ドレーンは毎週造影し、瘻孔完成次第抜去。瘻孔閉鎖後に経口摂取開始。【対象】平成18年から平成25年12月まで当科で切除後吻合した直腸癌221例中、縫合不全発生35例(15.8%)。【結果】11例に再手術が施行され、22例(62.9%)がIVRで治癒。術後在院日数は平均38.4日で、再手術例よりIVR例で有意に短かった。在院死は1例もなし。【結語】汎発性腹膜炎や腸管壊死以外の大半の症例がIVRで治癒し、手術例と比較し短い在院日数で退院できていた。当科の対処法は妥当であると思われた。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版