演題

OP-004-4

直腸悪性腫瘍切除術における縫合不全の危険因子とその対策

[演者] 梁井 公輔:1
[著者] 森山 大樹:1, 真鍋 達也:1, 植木 隆:1, 田中 雅夫:1
1:九州大学臨床・腫瘍外科

当科での直腸悪性腫瘍切除術における縫合不全の危険因子と予防策の有効性について検討。対象は2012年、2013年に当科で肛門温存手術を施行した直腸悪性腫瘍症例(直腸癌73例、直腸神経内分泌腫瘍2例)。男性40例、女性35例、平均年齢60.8歳。腹腔鏡手術73例、開腹手術2例。術式はHAR15例、LAR43例(うち吻合部が肛門縁より4cm未満のSuper LAR15例)、ISR17例。75例のうち縫合不全は10例(13.3%)。性別、出血量、使用した自動縫合器の数などが縫合不全の危険因子。有意ではないものの、縫合不全に関与している可能性がある因子として、BMI、手術時間、側方郭清など。一時的人工肛門造設例の縫合不全率は24.0%であり、非造設例の8.0%に比べ高い傾向(p=0.0547)。色素によるLeak test、経肛門ドレーンなどの予防策は有意な縫合不全率の改善を示せず。低圧持続吸引システムを使用した43例中5例で縫合不全が発生したが、腹膜炎の限局化により保存的に治療し得た。
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