演題

OP-004-3

直腸癌術後縫合不全対策としての経肛門ドレーン留置の検討

[演者] 新井 賢一郎:1
[著者] 小池 淳一:1, 船橋 公彦:1, 栗原 聰元:1, 塩川 洋之:1, 牛込 充則:1, 金子 奉暁:1, 松田 聡:1, 鏡 哲:1, 鈴木 孝之:1, 長嶋 康雄:1, 松本 悠:1, 金子 弘真:1
1:東邦大学医療センター大森病院一般・消化器外科

(目的)直腸癌手術後の縫合不全の減少目的で器械吻合(DST)施行症例に経肛門ドレーンを留置している.経肛門ドレーン留置の意義を後向きに検討した.(対象)2012年9月~2014年2月までトライアルとして留置(トライアル期).その後は臨床試験とし吻合高10cm以下のDST症例に留置(臨床試験期).トライアル期は留置32例,非留置24例.背景因子では開腹/腹腔鏡下と出血量で有意差がみられその他に差はなかった.(結果)縫合不全は留置群5例/非留置群4例と有意差なく,その他の成績にも有意差はなかった.臨床試験期としては留置12例,非留置3例であり,留置群で1例に縫合不全を認めている.臨床試験期を含めて検討したが同様の結果であった.(結語)ここまでの結果では縫合不全率を低下させるといった成績は導かれてはいないが,当院ではこれを期待し一時的人工肛門の安易な造設を抑える事を目標として経肛門ドレーン留置の意義について検討していく予定である.
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