演題

OP-003-2

下部消化管穿孔におけるDIC治療に対する当科の取り組みと治療成績

[演者] 淺野 博:1
[著者] 宇治 亮佑:1, 矢島 沙織:1, 森岡 真吾:1, 高山 哲嘉:1, 菅野 優貴:1, 小島 和人:1, 荻野 直己:1, 深野 敬之:1, 大原 泰宏:1, 篠塚 望:1
1:埼玉医科大学消化器・一般外科

当科では下部消化管穿孔に対する治療戦略として2012年より全例に急性期DIC診断基準に沿ったDICの評価を行いDICと診断された症例には抗凝固療法を行っている。今回我々は過去5年間における下部消化管穿孔症例における治療およびその治療成績の変化について報告する。【対象と方法】2009年4月より2013年3月まで当科で汎発性腹膜炎を伴い手術を施行した下部消化管穿孔症例を対象とした。【結果】対象期間の症例は98例であった。2009年から2010年までの2年間でDIC合併についての評価を行っていた症例は39例中23例であったが2012年から2013年までの2年間では全例に行っていた。そのためDICと診断された症例は約2倍に増加したものの、DICの合併症例の死亡率は2009年には約50%であったが2013年には約20%まで改善していた。【まとめ】DICに対する早期の診断と治療開始のために全例にDICの評価を行うことによって、術後成績の改善がみられた。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版