演題

OP-002-7

大腸癌血漿エクソソームおよび癌組織におけるmicroRNA-21の発現と臨床的意義

[演者] 飯沼 久恵:1
[著者] 田村 純子:1, 塚本 充雄:1, 福島 慶久:1, 赤羽根 拓弥:1, 中村 圭介:1, 島田 竜:1, 土屋 剛史:1, 野澤 慶次郎:1, 藤井 正一:1, 松田 圭二:1, 橋口 陽二郎:1
1:帝京大学外科

【目的】大腸癌の血漿エクソソームにおけるmicroRNA-21 (miR-21)の臨床的意義を癌の病期別に検討した。【対象と方法】大腸癌326例を対象とした。エクソソームの分離は超遠心法で行った。microRNAのプロファイリングはmiRNA Arrayで検討し、miR-21はTaqMan microRNA assayで測定した。【結果】大腸癌血漿エクソソームと癌組織に、miR-21が高発現していることが判明した。エクソソームmiR-21の値は、肝転移および病期と有意な関連性を示した。Kaplan-Meier生存曲線解析の結果、Dukes’ stage A, B, C, D症例において、エクソソームmiR-21高値群は低値群に比べ全生存率または無再発生存率が有意に低下した。癌病期別のCox多変量解析で、エクソソーム miR-21は全生存と無再発生存に対し有意差を示した。【結語】大腸癌症例の血漿エクソソームmiR-21値は癌組織のmiR-21の発現を反映しており、癌の早期診断、再発および予後予測のバイオマーカーとして有用である。
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