演題

OP-001-8

大腸癌の腫瘍再構築におけるCD44 variant 2の重要性と予後予測因子としての意義

[演者] 小澤 真由美:1
[著者] 市川 靖史:2, 鄭 允文:3, 大島 貴:4, 塩澤 学:5, 赤池 信:5, 石部 敦士:1, 大田 貢由:4, 國崎 主税:4, 秋山 浩利:1, 谷口 英樹:3, 遠藤 格:1
1:横浜市立大学消化器・腫瘍外科, 2:横浜市立大学がん総合医科学, 3:横浜市立大学臓器再生医学, 4:横浜市立大学市民総合医療センター消化器病センター, 5:神奈川県立がんセンター消化器外科

【背景・目的】大腸癌における癌幹細胞マーカーはCD133,CD44が腫瘍形成能を有する細胞のマーカーとして注目されてきた.大腸癌から分離した癌細胞においてCD133,CD44等の癌幹細胞マーカーの重要性を示し,予後予測因子としての意義も明らかにする.【対象・方法】大腸癌を単細胞化しCD133,CD44をマーカーとしてフローサイトメトリを施行した.各分画をマウスの皮下に移植し腫瘍形成アッセイを施行し,xenograftにおける遺伝子発現解析を施行した.cDNAライブラリを用いて各マーカーの発現と予後の関係を検討した.【結果】CD44+,CD133+,CD133+CD44+の各分画は高い腫瘍形成能を示した.CD44のなかでもCD44 variant 2(CD44v2)の発現のみが腫瘍とxenograftで上昇し, 単変量解析で予後に有意差を認め,多変量解析でも独立した予後予測因子であった.【結論】CD44 variant 2は癌幹細胞マーカーとして重要であり,予後予測因子として有用であると考えらえた.
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