演題

OP-001-4

miR 186-5p はヒストン脱メチル化酵素JMJD3/KDM6Bを介し大腸癌の腫瘍増殖を促進させる

[演者] 徳永 竜馬:1
[著者] 坂本 快郎:1, 大内 繭子:1, 中村 健一:1, 清住 雄希:1, 泉 大輔:1, 小澄 敬祐:1, 髙城 克暢:1, 東 孝暁:1, 江藤 弘二郎:1, 杉原 栄孝:1, 原田 和人:1, 坂田 和也:1, 坂本 慶太:1, 蔵重 淳二:1, 日吉 幸晴:1, 岩上 志朗:1, 馬場 祥史:1, 宮本 裕士:1, 吉田 直矢:1, 馬場 秀夫:1
1:熊本大学消化器外科

【背景】JMJD3はヒストンH3の27番目のリジンを脱メチル化することで様々な癌腫の増殖抑制に働くと考えられている。【目的】大腸癌細胞株においてJMJD3の発現を制御するmicroRNAを検索し、細胞増殖への影響を検討することを目的とした。【方法】microRNA arrayを施行し、JMJD3を制御するmicroRNAを検索した。検出されたmicroRNAの過剰発現およびJMJD3の発現抑制を行い、現象変化および下流の遺伝子への影響を解析した。【結果】microRNA arrayの結果からmiR186-5pが抽出され、miR186-5p過剰発現大腸癌細胞株において、JMJD3の発現抑制を認めた。また、腫瘍増殖能の上昇および細胞周期の進行を認め、細胞周期関連遺伝子の著明な抑制を認めた。大腸癌の臨床検体においては、癌部においてJMJD3およびp15Ink4bの発現は有意に低下しており、miR186-5pは有意に高発現であった。【結語】miR186-5pは大腸癌に対する治療標的因子になりうると考えられた。
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