演題

YIA-4-5

生体肺移植ドナー患者における術後合併症の検討

[演者] 高萩 亮宏:1
[著者] 陳 豊史:1, 山田 徹:1, 佐藤 雅昭:1, 毛受 暁史:1, 青山 晃博:1, 園部 誠:1, 大政 貢:1, 伊達 洋至:1
1:京都大学呼吸器外科

【はじめに】2008年以降の最新のドナー手術のデータベースを用いて、ドナー手術のアウトカム(合併症や術後肺機能を含む)について、検討した。【対象】2008年6月から2014年7月の間に当院で行った48例の生体肺移植に対して肺葉を提供したドナー85名を対象とした。右肺葉提供49例、左肺葉提供36例、年齢は20‐60歳(平均39.8歳)であった。【結果】全例術後独歩退院。経過観察中に死亡例はなし(2-60か月)。全体の合併症は24例(28%)に認めた。術中合併症は2例、術後平均入院期間は16.9日で、入院中の合併症を17例(20%)に、退院後の合併症は6例(7%)に認められた。術後1年での呼吸機能については、肺活量で術前値の87.4±7.6%、一秒量で術前値の86.4±7.4%まで回復していた。【まとめ】近年の肺移植ドナー手術は、これまでの報告と比較して、さらに低い合併症発生率で、安全に施行されていた。術後の呼吸機能は、予測以上に回復することが分かった。
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