演題

YIA-2-6

大腸癌における径を基準としたリンパ節転移の診断能−腫瘍部位とリンパ節領域別の検討

[演者] 白石 壮宏:1
[著者] 神藤 英二:1, 上野 秀樹:1, 梶原 由規:1, 識名 敦:1, 久保 徹:1, 深澤 智美:1, 末山 貴浩:1, 阿尾 理一:1, 米村 圭介:1, 山本 順司:1, 長谷 和生:1
1:防衛医科大学校外科

【方法】下部直腸癌74例(側方郭清含む),右側大腸癌53例(2群以上の郭清)が対象.CT/MRIのaxial像よりリンパ節(LN)の長径と短径を計測.病理学的LN転移との関連を検討.【結果】[1]直腸癌間膜内転移:長径判定では,閾値5mmの正診率と感度は76%,89%であり,7mmや10mmより良好.短径判定による正診率と感度は,5mm,7mm,10mmのいずれの閾値でも長径判定より不良.[2]直腸癌側方転移:長径判定では,閾値7mmの正診率と感度は88%,80%であり,5mmや10mmより良好.短径判定でも閾値7mmが最も良好であり,正診率と感度は89%, 70%.[3]右側大腸癌間膜内転移:長径判定での正診率と感度は,5mm:57%と78%,7mm:51%と56%,10mm:49%と25%であり,いずれの閾値でも結果は不良,短径判定でも同様.【結語】直腸癌において,間膜内LNは長径5mm,側方LNは長径/短径7mmを閾値とした際に最も良好なLN転移診断となる.右側結腸癌では,LN径による術前LN診断は精度が低い.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版