演題

YIA-2-5

血漿中遊離DNAを用いた大腸腫瘍量の定量モニタリング

[演者] 佐藤 慧:1
[著者] 西塚 哲:1, 八谷 剛史:2, 岩谷 岳:1, 久米 浩平:1, 伊藤 千絵:1, 大森 幸美:1, 石田 馨:1, 安孫子 幸人:3, 大塚 幸喜:1, 若林 剛:1
1:岩手医科大学外科, 2:岩手医科大学いわて東北メディカル・メガバンク生体情報解析部門, 3:盛岡赤十字病院消化器科

【背景】大腸癌患者の血漿中遊離DNA(cfDNA)は癌存在診断および治療効果判定に有用な個別化バイオマーカーとなりえる。【方法】健常群7例、内視鏡治療群15例、外科手術群33例のcfDNA量を測定し、半導体型次世代シーケンサー(IonPGM)を用いて術前後の血漿、原発腫瘍、末梢血単核球(PBMC)から抽出したDNAについて50種類の癌関連遺伝子変異解析を行った。遺伝子変異頻度はデジタルPCR (dPCR)で検証した。【結果】cfDNA量は病態が進行につれて増加する傾向があった。PBMC由来のDNAとの比較で原発腫瘍特有の遺伝子変異を同定した。IonPGMで解析しえた3例中3例において、cfDNA中変異遺伝子量は術後に減少していた。dPCRでも同様の結果であった。【考察】cfDNA中の腫瘍由来変異DNAモニタリングは体内腫瘍量と関連する個別化バイオマーカーとしての有用である可能性が示唆された。
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