演題

YIA-1-5

複数胆管を有するグラフトを用いた肝移植手術における胆道再建法の工夫−胆嚢管-胆管吻合−

[演者] 友國 晃:1
[著者] 永野 浩昭:1, 丸橋 繁:1, 富丸 慶人:1, 浅岡 忠史:1, 濱 直樹:1, 和田 浩志:1, 川本 弘一:1, 小林 省吾:1, 江口 英利:1, 薮中 重美:2, 萩原 邦子:2, 梅下 浩司:3, 森 正樹:1, 土岐 祐一郎:1
1:大阪大学消化器外科, 2:大阪大学移植医療部, 3:大阪大学周手術期管理学

当科では,2002年5月以降,生体部分肝移植術における胆道再建法として胆管-胆管吻合を基本としており,2014年7月までに行なわれた初回成人間生体肝移植122例 (左葉:54例,右葉:59例,後区域:9例)において,103例 (84.4%)に胆管-胆管吻合を行ってきた.しかし,部分肝,特に右葉系グラフトでは,複数胆管となり通常の胆管-胆管吻合が困難な場合がある.当科ではこうした症例における胆管空腸吻合を回避しうる工夫として,胆嚢管を用いた胆道再建法 (胆嚢管-胆管吻合)をこれまで4例に施行してきた.いずれの症例も胆管狭窄等の胆管合併症を認めず経過良好であり,胆嚢管-胆管吻合は複数胆管の再建を安全に施行しうる有用な方法であると考えられた.当科における胆嚢管-胆管吻合の4例を提示し,その手術手技につきビデオを供覧する.
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