演題

YIA-1-2

肝癌患者血漿におけるmicroRNAを指標とした新規バイオマーカー探索

[演者] 岡島 航:1
[著者] 小松 周平:1, 市川 大輔:1, 宮前 眞人:1, 川口 耕:1, 平島 相治:1, 小菅 敏幸:1, 小西 博貴:1, 森村 玲:1, 村山 康利:1, 塩崎 敦:1, 栗生 宜明:1, 生駒 久視:1, 中西 正芳:1, 藤原 斉:1, 岡本 和真:1, 阪倉 長平:1, 落合 登志哉:1, 谷口 弘毅:2, 大辻 英吾:1
1:京都府立医科大学消化器外科, 2:京都第二赤十字病院外科

【目的】肝癌患者血漿中microRNAを指標とした早期診断を可能とする新規biomarkerの探索を行った.【対象】肝癌患者89例(当院67例と他施設22例)と健常人63例.【方法と結果】1)肝癌関連microRNAの既報文献300本を渉猟し、肝癌組織で高頻度に高発現を認め、かつ血中biomarker候補として未報告なmiRを4種類選出した.2)TaqMan assayによるtest-scale解析、double cohortを用いたvalidation解析により、健常人血漿に比し肝癌術前血漿濃度が高く、最も有意な差を認めたmiR-Xを同定した(p<0.0005, AUC=0.8714).3) miR-Xは、肝正常組織に比し肝癌細胞株で有意に高発現、また非癌部に比し癌部で有意に高発現であった。4) miR-Xは肝炎Virusの有無、肝機能、既存腫瘍マーカーの程度に独立して肝癌の鋭敏な存在診断が可能であった.【総括】血漿中miR-Xは、肝癌の早期診断を可能とする次世代のbiomarker候補として有望であり、臨床応用に向け更なる詳細な解析を進めている.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版