演題

PLS-7-2

チオトロピウムに対する反応性の予測:未治療のCOPDを合併した肺癌術前患者における検討

[演者] 上田 和弘:1
[著者] 林 雅太郎:1, 村上 順一:1, 佐野 史歩:1, 濱野 公一:1
1:山口大学器官病態外科・呼吸器外科

【背景】チオトロピウム(以下LAMA)の反応性については個人差があり、反応性を規定する因子についての報告は少ない。【対象】未治療のCOPDを合併し肺癌の手術が予定された24例。【方法】肺癌の術前にLAMAを導入し、導入前後でFVCとFEV1を測定した。胸部CT画像から全肺容積を求め、全肺容積からFVCを差し引いたものを呼気時肺容積した。【結果】LAMA導入によりFEV1は有意に改善した。回帰分析でFEV1の改善率と有意な相関関係を認めたのはFEV1/FVC(R=0.5)と呼気時肺容積(R=0.6)の2因子であった。LAMA奏功例と非奏功例に分けてROC解析を行うと呼気時肺容積の方が有用であった。【結語】胸部単純CT画像とFVCから簡便に求められる呼気時肺容積はLAMAの反応性の指標となりうることが示唆された。
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