演題

PLS-5-5

成人鼠径部ヘルニアに対するKugel およびTAPPの手術成績の比較

[演者] 川村 英伸:1
[著者] 杉村 好彦:1, 畠山 元:1, 青木 毅一:1, 板橋 哲也:1, 中村 聖華:1
1:盛岡赤十字病院外科

成人鼠径部ヘルニアに対しH15年よりKugel法(K法)を施行してきたが、H25年9月よりTAPP法(T法)を導入した。今回、K法とT法の手術成績や医療経済および患者満足度を比較検討した。対象は嵌頓や再発例除く連続する鼠径ヘルニア100病変で、K法50病変、T法50病変。前日入院、手術翌日以降の希望退院とする鼠径ヘルニアパスを使用した。両法とも局所麻酔剤を腹膜前腔に膨潤させた。患者満足度の評価としてSF-36を使用した。K法 vs T法の手術時間(分)でT法が有意に長かったが、出血量(ml)、術後在院期間の中央値(日)は有意差を認めなかった。再発は両法で認めていない。SF-36の調査では両法で有意差を認める項目はなかった。平均の在院日数(3泊4日)で算出した医療費はK法:9 vs T法:17万円(3割負担)であった。K法とT法では、手術時間以外で手術成績に特に有意差を認めなかったが、医療費はT法がK法の2倍の費用を要する。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版