演題

PLS-5-1

出血性ショックモデルにおける神経伝達物質の関与

[演者] 赤堀 浩也:1
[著者] 山本 寛:1, 清水 智治:1, 生田 大二:1, 前平 博充:1, 貝田 佐知子:1, 河合 由紀:1, 北村 直美:1, 太田 裕之:1, 山口 剛:1, 園田 寛道:1, 森 毅:1, 藤野 和典:2, 田畑 貴久:2, 塩見 尚礼:1, 梅田 朋子:1, 久保田 良浩:1, 村田 聡:1, 仲 成幸:1, 谷 眞至:1, 谷 徹:3
1:滋賀医科大学外科, 2:滋賀医科大学救急・集中治療部, 3:滋賀医科大学 バイオメディカルイノベーションセンター

背景:心血管系に作用するTRPV1 (Transient receptor potential vanilloid 1) 受容体の拮抗剤であるカプサゼピン (CPZ) 投与により、ラット出血性ショック(HS)モデルの生存率が改善する。目的: TRPV1から放出される神経伝達物質(CGRP, Substance P)が、HSモデルの生存率に及ぼす影響について検討する。方法:HS (平均血圧40mmHg; 90分+蘇生; 30分) モデルを作成し、血中の神経伝達物質(CGRP, SP)を測定するとともに、拮抗剤投与による生存率(24時間)を評価する。続いて、CGRP拮抗剤による循環動態(平均血圧、心拍数、動脈血pH, 腸間膜血管の血流と酸素濃度)を検討する。結果:HS後に増加した血中CGRP値は、CPZ投与により有意に上昇が抑制され、CGRP拮抗剤投与にて生存率のほか、平均血圧や動脈血pHの速やかな改善効果を認めた。結論:HSモデルにおけるTRPV1の生存率改善の機序として、神経性血管拡張因子の一つCGRP が関与する可能性が示された。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版