演題

PLS-4-1

経皮経肝胆道ドレナージは播種性再発を増加させ予後を不良にする:遠位胆管癌における検討

[演者] 駒屋 憲一:1
[著者] 江畑 智希:1, 横山 幸浩:1, 國料 俊男:1, 角田 伸行:1, 伊神 剛:1, 菅原 元:1, 深谷 昌秀:1, 上原 圭介:1, 水野 隆史:1, 山口 順平:1, 梛野 正人:1
1:名古屋大学腫瘍外科

<目的>胆道ドレナージの種類と播種性再発・長期予後との関連を明らかにする。<対象と方法>対象は、2001年より2010年の間に教室関連30病院で施行された遠位胆管癌に対する膵頭十二指腸切除431例。うち、189例(44%)にPTBDが施行された。<結果>PTBD群では123例(65%)、非PTBD群では109例(49%)に再発を認めた(P=0.001)。うち播種性再発はPTBD群では38例(31%)、非PTBD群では15例(14%)に認めた(P<0.001)。播種性再発の1、2、3年累積発生率はPTBD群10%、17%、21%、非PTBD群で2.8%、5.5%、6.7%であった(P<0.001)。多変量解析ではPTBDの施行(OR3.54; P<0.001)と中・低分化型癌が播種性再発と関連した。PTBD群と非PTBD群の5年全生存率はそれぞれ34%、51%、PTBD群が予後不良であった(P<0.001)。PTBD(RR 1.44; P=0.004)は独立予後因子のひとつであった。<結語>PTBDにより播種性再発が増加し長期予後が悪化することが明らかとなった。
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