演題

乳癌患者における血清バイオマーカーTFFの検討

[演者] 石橋 祐子:1
[著者] 野村 幸世:2, 大本 安一:3, 大津 洋:4, 内田 惠博:5, 菊池 弥寿子:6, 丹羽 隆善:6, 西岡 琴江:6, 分田 貴子:6, 山村 純子:6, 倉林 理恵:6, 愛甲 丞:7, 山下 裕玄:7, 森 和彦:7, 小川 利久:8, 多田 敬一郎:6, 瀬戸 泰之:7
1:東京大学代謝栄養内分泌外科, 2:東京大学消化管外科, 3:大塚製薬研究所, 4:東京大学臨床試験データ管理学, 5:国際医療福祉大学三田病院乳腺センター, 6:東京大学乳腺内分泌外科, 7:東京大学胃食道外科, 8:獨協医科大学越谷病院乳腺センター

【背景・目的】Trefoil Factor Family(TFF)1, 2, 3は消化管粘膜などで分泌されるタンパク質で、中でもTFF3は、胃癌、膵癌患者血清で上昇して汎癌バイオマーカーとなる可能性がある。血清TFF値が乳癌患者の拾い上げにも有用であるかどうかを検討した。【方法】検診受診の非担癌者と未治療の乳癌患者の血清TFFをELISA法にて比較した。乳癌患者数27例に対し、±5歳として年齢でマッチングし、対象集団を1:3の割合で抽出した擬似的な集団で検討した。【結果・考察】100回試行を繰り返し、TFF3の2群の差に有意差を示す回数 alpha=5%: 61回, alpha=1%: 19回となった。TFF1, 2では統計的な有意差を示す結果は得られず、TFF3において61%は有意と示す結果となり、汎癌バイオマーカーとなる可能性が示唆された。血清TFF3は乳がん早期発見のバイオマーカーとなりうる。
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