演題

PLS-2-6

腓腹静脈弁機能不全に関する検討

[演者] 中山 光由:1
1:加納岩総合病院血管外科

背景・目的 腓腹静脈(GCV)の弁機能不全(-R)はほとんど知られていないため自験例で調査。対象・方法・結果 下肢静脈超音波検査を実施した1805肢中、GCV-Rを19肢(1.05%)に認めた。深部静脈血栓症既往5肢を除いた14肢では主訴は小伏在静脈(SSV)領域静脈瘤が多く9肢。他は大伏在静脈領域静脈瘤(1肢)、下腿鬱滞性皮膚炎(2肢)、こむら返り症(1肢)。残り1肢は無症状。SSV領域静脈瘤を生じていた9肢に手術を実施(うち3肢はSSV瘤手術後の遺残・再発)。手術方法は根部結紮で、術後に結紮部位から連続する血栓が腓腹筋内分枝に認められたが、腓腹筋に腫脹感や圧痛はなかった。術後、静脈瘤は消褪して満足を得た。手術治療を行わなかったものは、弾力ハイソックス装着にて経過観察中。考察 GCV-R評価が下肢症状原因特定に役立つ可能性あり。特にSSV領域静脈瘤にGCV-R合併例では根部結紮が有用と考える。
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