演題

PLS-1-6

食道扁平上皮癌におけるアミノ酸トランスポーターの臨床的意義

[演者] 本城 裕章:1
[著者] 熊倉 裕二:1, 原 圭吾:1, 酒井 真:1, 横堀 武彦:1, 宗田 真:1, 宮崎 達也:1, 桑野 博行:1, 解良 恭一:2
1:群馬大学病態総合外科, 2:群馬大学病態制御内科学

核酸やタンパク質合成に必要なアミノ酸は細胞膜表面上のアミノ酸トランスポーターにより供給される。LAT1(L-type amino acid transporter 1)は必須アミノ酸の取り込みに関わるアミノ酸トランスポーターの1つである。食道扁平上皮癌におけるLAT1およびLAT1と機能を共役するNa依存性アミノ酸トランスポーターASCT2(alanine-serine-cysteine transporter2)について臨床的意義を検討した。術前無治療の食道扁平上皮癌手術検体157例のホルマリン固定パラフィン切片を用いてLAT1とASCT2の免疫染色を行い、低発現群と高発現群の予後および臨床病理学的因子について解析した。LAT1、ASCT2の高発現はT因子、N因子、脈管侵襲との相関関係を認め、LAT1高発現群は予後不良であった。LAT1とASCT2を総合した場合、高発現はT因子、N因子、脈管侵襲との相関関係を認め、予後不良であった。食道扁平上皮癌においてLAT1およびASCT2は悪性度を反映すると考えられた。
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