演題

PLS-1-5

間質線維芽細胞が誘導する食道扁平上皮癌の細胞増殖とlapatinib耐性におけるHGF/METとFGF/FGFRの役割

[演者] 齋藤 心:1
[著者] 森嶋 計:1, 宇井 崇:1, 細谷 好則:1, 佐田 尚宏:1, 安田 是和:1, 仁木 利郎:2
1:自治医科大学消化器一般外科, 2:自治医科大学統合病理

目的:食道扁平上皮癌(ESCC)の増殖とlapanitib耐性におけるHGF/METとFGF/FGFRの役割を検討した。方法:ESCC22株とヒト食道線維芽細胞を使用した。線維芽細胞培養上清(FB-SN), HGF, FGF, MET inhibitor, FGFR inhibitorを癌細胞に加え増殖を測定した。加えて、ESCCにおけるlapatinib阻害効果、この阻害効果に対するFB-SNの影響を検討した。FB-SNによるlapatinibからのrescue効果とFGFR inhibitorの関係を検討した。研究成績:FB-SNにより多くのESCC株の細胞増殖が誘導された。増殖効果は部分的にHGF/METおよびFGF/FGFRが寄与していた。また、HGF/METあるいはFGF/FGFRへの依存程度は多様性があり、半数以上の細胞株でlapatinibによる増殖阻害効果を認めた。FB-SNによりlapatinib阻害効果からのrescueを認め、細胞株ではFGF inhibitorによりこのrescue効果が阻害された。結 論:combined inhibitionがESCCに対する新たな治療戦略となるかもしれない。
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