演題

PLS-1-2

Cancer Associated FibroblastsによるCXCL12/CXCR4シグナル活性化を介した胃癌浸潤メカニズムの解明

[演者] 泉 大輔:1
[著者] 石本 崇胤:1, 岩上 志朗:1, 清住 雄希:1, 杉原 栄孝:1, 澤山 浩:1, 小澄 敬祐:1, 徳永 竜馬:1, 藏重 淳二:1, 今村 裕:1, 坂本 快郎:1, 宮本 裕士:1, 馬場 祥史:1, 吉田 直矢:1, 渡邊 雅之:2, 馬場 秀夫:1
1:熊本大学消化器外科, 2:がん研有明病院消化器センター外科

【目的】胃癌は依然死亡率の高い悪性腫瘍の1つであり他臓器転移も稀ではない。cancer associated fibroblasts (CAFs) が様々な癌腫の増殖・転移に関わるCXCL12/CXCR4シグナルを活性化することが報告されている。胃癌においてCAFs及びCXCL12/CXCR4シグナルが果たす役割の解明を目的として研究を行った。【結果】胃癌根治切除例110例で、血管浸潤とCXCL12発現との間に相関関係を認め、CXCL12高発現群が有意に予後不良であった。胃癌細胞株と当科で樹立したCAFsの共培養にて遊走能が亢進し、CXCR4 antagonistによって抑制された。CAFsのconditioned mediumにより胃癌細胞株の細胞膜上でintegrinβ1が安定化し、下流のFAKがconditioned mediumにてリン酸化されることを確認した。いずれもCXCR4 antagonistにて阻害された。【結論】CXCR4 antagonistを用いてCXCL12/CXCR4シグナルの活性化を阻害することにより胃癌の浸潤・転移を抑制する可能性が示唆された。
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