演題

SP-7-5

国際化時代における日本小児外科学会誌の在り方

[演者] 北川 博昭:1
[著者] 千葉 正博:2, 田中 潔:3, 山高 篤行:4, 仁尾 正記:5
1:日本小児外科学会理事(聖マリアンナ医科大学小児外科), 2:日本小児外科学会機関誌委員長(昭和大学外科学小児外科), 3:日本小児外科学会機関誌副委員長(北里大学外科), 4:PSI Publication Committee委員長(順天堂大学小児外科・小児泌尿生殖器外科), 5:日本小児外科学会理事長(東北大学小児外科)

創設期:日本小児外科学会雑誌は1964年日本小児外科学会が発足しその翌年1月に日本で最初の小児外科の雑誌として日本小児外科学会雑誌が発刊されました。当初は学術集会の記録が主で年間1−2回でしたが第3巻から投稿論文が掲載され第4巻から正式な英文名Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeonsを持つようになり、第13巻より現在のような年7回発刊されるように成長しています。同時に世界に目を向けると米国からはJournal of Pediatric Surgeryが出版され,1969年には国内で小児外科の商業誌も発刊されていました。円熟期:日本小児外科学会雑誌は毎年開催された学術集会の内容の記録や、原著,症例報告などを厳密な査読をおこなって、多数の論文が掲載され、2007年から専門医の取得にも機関誌への論文掲載が条件となりました。全ての雑誌は会員に送られ、会員への情報伝達にも用いられています。ここ10年間の投稿論文数は70−80論文で推移していましたが,2008年に58論文に落ち込み,その後の専門医制度との関わりから2013年から100論文を維持できるまでに回復しました。2008年からは学会のホームページからCiNiiへ登載され、第48巻までの雑紙は閲覧可能となっています。学会英文誌の発刊:2001年にPediatric Surgery International (PSI)と提携し、年間1号を本学会号として機関誌委員会内にPSI Japanese Issue Publication Committeeが設置され学術集会開催中に委員会が開催され,約15−20論文が採用され現在に至っています。おおむね50%の採用率となっています。現在の取り組み:2013年からは機関誌は電子化され49巻1号から科学情報発信・流通総合システム(J-Stage)に登録され,紙媒体の雑誌は終了し抄録号以外は全て電子化されました。また、機関誌委員会では理事会の承認を得て1997年から優秀論文2偏に年間優秀論文賞を授与し定期学術集会で表彰し若者からの投稿を促しています。国際化時代への対応:日本小児外科学会雑誌は専門医制度とのリンクや英文誌では採用が難しくなった症例報告の採用をおこない、若手の最優秀論文への応募などで投稿論文数を確保しています。また、英文誌との提携でPSIの投稿数も増え,現状では学会として邦文,英文誌を持ち国際化時代に対応できるようにしています。
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